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- 耳鼻のどの病気
耳の病気
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難聴の分類と正常な鼓膜
難聴の分類と正常な鼓膜
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急性中耳炎
急性中耳炎は小児が罹患することが多い疾患であり、1歳までに62%、3歳までに83%が少なくとも1回は罹患すると言われています。
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滲出性中耳炎
滲出性中耳炎とは急性炎症を伴わないで、中耳腔に貯留液がある状態です。
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老人性難聴
加齢に伴って生じる難聴を老人性難聴と呼びます。
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突発性難聴
突発性難聴とは突然に感音難聴が発症し、原因が不明とされています。 発症から1か月以内に治療しないと聴力が悪いまま固定してしまいます。
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メニエール病
めまいが反復し、耳閉感、耳鳴り、聴力(低音域が多いです)の低下を伴うものをメニエール病と呼びます。
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耳垢栓塞
耳垢は耳垢腺からの分泌物、皮脂腺の分泌物、脱落した外耳道表層の角化細胞、耳の毛、埃などがあわさったものです。外耳道の形態異常や分泌物の性状によりmigrationが低下すると耳垢栓塞となります。
- 耳の掃除について
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外耳炎
頻回な耳掃除による刺激や耳漏の刺激により外耳道に炎症を起こしている状態です。
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外耳道異物
外耳道の異物になるのは小児ではビーズ、BB弾、消しゴム、キャップなどが多いです。成人では毛(自分の毛、ペットの犬や猫の毛)、綿棒の先端、ティッシュペーパー、イヤホンの先端、補聴器の部品などがあります。
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外耳道真菌症
外耳道深部に真菌(カビ)が寄生すると、剥がれた表皮が膜様物となって外耳道を覆うようになり様々な症状がでます。
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外傷性鼓膜穿孔
鼓膜の穿孔は直接的な刺激もしくは間接的な刺激でも生じます。
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外リンパ瘻
強く咳き込んだりして髄液圧が急激に上昇した場合に前庭窓、もしくは蝸牛窓が破綻して瘻孔を作った状態です。
鼻の病気
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アレルギー性鼻炎
アレルギー性鼻炎は患者数が増加しており、国民病とも呼ばれることもあります。 季節性としては、スギやヒノキの花粉(花粉症)、通年性としてはハウスダストやダニがあります。
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急性副鼻腔炎
鼻腔の急性炎症に引き続き起こります。細菌感染により起こることが多いです。 副鼻腔のひとつである上顎洞は上顎歯と接しているため、歯科治療後により起こることもあります。
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鼻出血
鼻出血は大部分が鼻中隔前下方の部位から起こります。この部位は外頸動脈と内頸動脈が吻合する部位であり、血流が豊富であることから出血が多いとされています。
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鼻茸
慢性鼻炎や慢性副鼻腔炎の分泌物による局所の刺激により粘膜が浮腫性に肥厚して鼻茸となります。鼻茸は副鼻腔炎を合併することがほとんどです。アスピリン喘息に合併する鼻茸は難治とされています。
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嗅覚障害
鼻疾患あるいは中枢疾患により嗅覚障害を起こします。 感冒(風邪)症状の後に生じることが多いです。
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鼻内異物
乳幼児に多いです。親が見ていないところで鼻に異物をいれてしまう子供がおり、診断が遅れることがあります。子供が長期にわたり鼻がつまっていると思ったら、耳鼻咽喉科の受診をすすめます。
のどの病気
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咽喉頭異常感症
のどの違和感がある、のどにひっかかる、食事をする時につかえることがあるといった症状のことを咽喉頭異常感症といいます。
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急性扁桃炎
口蓋扁桃に潜んでいる細菌やウイルスが炎症を起こしている状態です。
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急性喉頭炎
感冒症状時に声がでなくなる時に、最も多いのが急性喉頭炎です
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喉頭癌
喉頭癌は60歳以上の喫煙者に多いです。
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喉頭白板症
喉頭白板症とは声帯に白色の病変が生じている状態です。
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声帯ポリープ
声の酷使、喫煙、声帯の急性炎症などによりできるといわれています。
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声帯結節
声の酷使が原因とされています。
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ポリープ様声帯
長年の喫煙により生じる疾患です。 女性に多いです。
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喉頭肉芽腫
気管内挿管後にできることや、胃酸の逆流で生じることもあります。
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急性喉頭蓋炎
喉頭蓋が腫脹しているため、呼吸ができなくなることもあります。 呼吸困難が強い場合は入院での治療が必要となります。
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血管浮腫
降圧薬であるアンギオテンシン変換酵素(ACE)系やアンジオテンシンⅡ(AⅡ)受容体拮抗薬によって血管浮腫が生じます。
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咽頭異物
魚の骨がのどに刺さることが多いです。のどの違和感からのどの激しい痛みまでさまざまな症状があります。
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咽頭熱傷
揚げ物、鉄板焼き、茶わん蒸し、スープなどの熱いものを一気に飲み込むと咽頭に熱傷が生じることがあります。
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咽頭外傷
乳幼児が歯ブラシを咥えたまま、転倒して咽頭に外傷が生じることが多いです。