NBI内視鏡

正来耳鼻咽喉科医院ではNBI内視鏡による検査を受けることができます。
NBI内視鏡検査の最大の目的は早期癌の発見です。
NBI内視鏡は消化器領域で開発され、食道癌、胃癌、大腸癌の早期発見に有効であることがわかっています。
耳鼻咽喉科でもNBI内視鏡が中咽頭癌、下咽頭癌の診断にも有用であることが証明されてきました。
院長の正来 隆は勤務医時代にNBI内視鏡による頭頸部領域の観察を行ってきました。
喉頭癌の診断にも、NBI内視鏡が有用であることを院長の正来 隆が論文で報告しております。

Masaki T, et al: Narrow band imaging in the diagnosis of intra-epithelial and invasive laryngeal squamous cell carcinoma: A preliminary report of two cases. Auris Nasus Larynx, 712-716,2009.

頸部のリンパ節転移は大きいものの、原発がわからなかった頭頸部癌についてこれまでは原発不明とされてきました。
原発不明とされた頭頸部癌についてもNBI内視鏡を使用することで、これまで診断のつかなかったごく小さい原発部位が診断できることを院長の正来 隆が論文で報告しております。

Masaki T, et al: Usefulness and pitfall of Narrow band imaging combined with magnifying endoscopy for detecting an unknown head and neck primary site with cervical lymph node metastasis.  Auris Nasus Larynx, 2012.
 

NBIの原理

通常の光源のスペクトルでは短い波長から長い波長までみられます。
NBI(Narrow Band Imaging)とは狭帯域観察のことをいいます。
NBIとはその名の通り、狭いスペクトルで観察する方法です。

狭いスペクトルで粘膜表層の毛細血管と粘膜下組織内部の血管を強調して観察することができます。癌は表面の血管変化が起こることがわかっています。
NBI内視鏡が威力を発揮するのは、表面に血管の変化が観察される症例になります。
実際の症例を喉頭癌で説明してあります。

粘膜の下にもぐっている癌には無効です。
血管を強調する技術ですので、出血している時も無効となります。

症例を選べば、今まで発見できなかった癌が見つかることもあるというのはNBI内視鏡の大きな利点だと思います。

専門的な治療一覧

  • 睡眠時無呼吸症候群

    睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、睡眠中に呼吸が停止する病気です。 睡眠中の異常であるため、自覚のない方が多くいます。

  • 補聴器外来

    補聴器は会話をもっともよく理解できるように音を大きくします。

  • NBI内視鏡

    NBI内視鏡は粘膜表層の毛細血管と粘膜下組織内部の血管を強調して観察することができます。

  • 血液検査装置

    正来耳鼻咽喉科医院では院内で行うことのできる血液検査機器があります。

  • 花粉症に対する下甲介粘膜焼灼術

    正来耳鼻咽喉科医院ではアレルギー性鼻炎に対する外科的治療として下甲介粘膜焼灼術を行っております。

  • OtoLAM™

    OtoLAM™は炭酸ガスレーザーで鼓膜の表面をピンポイントに焼灼できます。